作る味わう語る句会『はいくキッチン』のお知らせ


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気が早い話だけれど、来年1月に、してきなしごとプロデュースで句会をひらきます。今年春にも開催したプログラム。4月のブックパッカーに参加してくれた俳人・堀本裕樹さんから「俳句の楽しさや豊かさを知ってほしい」という願いを聞き、とりあえず何かやってみようと、気軽な句会を開いたのは、5月のことだったと思います。この「句会」という遊びが、なんとまあ、想像以上に面白かった。つい「これは今後も続けましょう」と言ってしまいました。

今回、年明けのきりりとした空気とともに、この句会を新たにスタートできることは、なんとも嬉しいことですし、気持ちも入っています。メールマガジンでは先週告知していて、すでに8名の方から参加希望のメールをいただいています。2010年からの新企画、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。


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            作 る 味 わ う 語 る 句 会

             は い く キ ッ チ ン

           2010年1月30日(土)Vol.00


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季節の食材を手にとって、色つやや肌触り、重み、香りを確かめる。
それぞれの食材の声を聴いたら、その声が十分に届く料理法を見定める。
キッチンでは、余計なことを考えない。思いを、一心に、注ぐ。
そうして生まれたひとつひとつのごはんは、なぜかゆっくり味わいたくなる。
口のなかに広がる味わいを、食卓を囲むひとと、語りたくなる。
食にまつわる一連のコミュニケーションは、豊かです。

「はいくキッチン」は、季節と気持ちと言葉をつなぐワークショップ。
キッチンで料理を楽しむように、季節や気持ちを17文字にしたためる。
食卓でごはんを味わうように、できあがった俳句で、語りあう。
四季折々の気配を感じながら、自分の気持ちの移ろいに耳を澄ましながら、
作る味わう語る句会「はいくキッチン」、オープンです。


◎日時:2010年1月30日(土)13:30開場 14:00〜17:00
◎会場:古民家ゆうど http://blog.yu-do.noor.jp/
    東京都新宿区下落合3-20-21/JR目白駅から徒歩7分

◎参加費:3,000円(お茶お菓子付/俳誌『河』贈呈)
◎定員:先着15名
◎持ちもの:作品、ノート、鉛筆、辞書

◎申込方法:
お名前/連絡用メールアドレス(PC)/連絡用電話番号
ご住所/ご年齢/性別/お仕事(差し支えのない範囲で)
送付先:poet53@mac.com(@を小文字化してください)

◎兼題:
兼題は、俳句を詠むにあたってのテーマのようなもの。
今回は3つのテーマで「それぞれ1句ずつ」作って、当日お持ちください。
※もっと作りたい方は「それぞれ3句ずつ」までOK。
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1)季語「雪」を使って、五・七・五
季語「雪」を使って、一句詠んでください。イメージが膨らむ、
それでいてシンプルな季語です。例句をいくつか挙げておきます。
例句|いくたびも雪の深さをたづねけり(正岡子規)
   雪国に子を生んでこの深まなざし(森澄雄)
   まだもののかたちに雪の積もりをり(片山由美子)

2)「家」をテーマに、五・七・五
「家」をテーマに、一句詠んでください。季語の有無は自由です。
窓、天井、台所など、「家」という言葉を使わなくてもOKです。
「家」という言葉に感じる思いをどうぞ。

3)思いのままに、五・七・五
季語の有無、テーマは自由。思いのままに一句詠んでください。
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◎主催:してきなしごと
詩人ウチダゴウの仕事の屋号。自分がその仕事にありありと
存在していて(私的)、他者や社会に感性をもって(詩的)
かかわってゆくワークスタイル。詩や物語の創作、エッセイ
やコラムの執筆、広告デザイン、ワークショップの企画運営
などが主な仕事。www.oo53.com

◎講師:堀本裕樹
1974年和歌山県生まれ。国学院大学卒。出版社勤務、コピーライター
を経て、現在、俳人、日本一行詩協会職員。俳句結社「河」(角川春樹
主宰)同人、及び「河」編集長。尾道大学非常勤講師、実践女子学園生
涯学習センター講師。第26回角川春樹賞受賞。

<講師 冬の5句>
寒木にしばし繋留せるこころ
だれかれも翼なき手に手袋を
短日のトルソーを猫よぎりけり
青白きビルよりマスクまたマスク
ポインセチアまだ空にある鐘の音

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