最後のキャンドルナイト


(c) Rikkyo University Candlenight Team.

母校のキャンドルナイトも今年で5年目。今夜、立教大学で9回目のキャンドルナイトが開催されました。ほとんどの回にかかわってきたなかで、今回はもっとも手を出しませんでした。というのも、毎年この企画運営を学生たちに渡したかったからです。かねてからそう思っていたということもあるし、来春以降東京を離れるというのもあります。しかしそれよりもなによりも、キャンドルナイトの企画運営に携わる学生たちに多くの経験を得てほしかった、というのが最大の理由。

結論からみると、当日の来場者数や年齢層を見る限りでは、成功。いっぽうで数ではない部分、空間の雰囲気やそこに佇む来場者の表情などを見ても、いい催しを彼らは作ることができたのではないかなと思います。

ただ、当日に至るまでの動きはよくありませんでした。後回しにする癖、ノリだけで決めてしまう幼さ、ひとつひとつの作業の全工程に対する誠実さが足りないこと、頭と口にエネルギーが偏っていること、結果が見えないことや試し作業に手足を動かすことを面倒くさがること、などなど、挙げれば切りがありません。当日の成功は彼らの底力だけれど、土壇場の出たとこ勝負だけでは他者と一緒に仕事をすることはできない。彼らはこのことから何を学ぶのでしょう。

来年、ぼくは松本。母校のキャンドルナイトとの付き合いはこれが最後です。母校でキャンドルナイトが続くのはもちろんのこと、たとえ途絶えたとしても、それはそれでいいことだと思います。今年の夏至、そして今回冬至のキャンドルナイトに携わった学生たちが数多くの失敗を経験したこと、そこからいくつかのことを学んで自分の血にしてくれていれば、それでいい、と思います。

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