Short Trip on Sunday




先週は毎日パソコン漬け。おかげで心身ともに疲労困憊。昨日の美容院でマッサージをしてくれた方が「硬ッ!」と漏らしていた。皆さん、「図体がでかい=タフ」という方程式は成り立たないのです。虚弱体質、ウチダより。パートナーもお疲れの様子だったので、日曜日は信州小旅行をすることにした。

写真にはないが、最初に訪ねたのは、小布施。両親が小布施にある「栗の木テラス」のモンブランが好きで、実家にいた頃は年に1度、ここに来ていた。自ら行くのは初めて。モンブランもしっかりご馳走になった。楽しかったのは、「枡一市村酒造場」本店。数年前に「外国人女性が伝統的な酒造を復活させた」という話題(※)が起こったところ。酒屋はもちろん、宿やカフェレストラン、町並みなど、すべてのデザインからコンセプトがしっかり表現されていて、唸りました。シンプルロゴマークが愛らしい「スクウェア・ワン」を購入。

その足で、長野市へ。「ブックパッカーのアンテナサイト」を載せてくれた雑誌『日和』のカフェがあるというので。上の写真が「hiyori cafe」。思った以上に広く、壁一面に本棚。パートナーは、ちょうど最近観た映画『南極料理人』の原作本を、料理が来るまでパラパラと読む。ぼくが手にとったのは『古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家』という本。いただいたカレーは美味かった。




松本に帰り、知人宅一軒目。パートナーの職場・保育園にした忘れ物を届けに。この知人宅に向かう道は、ぼくにとってなかなか理想的な風景が連なっている。まず、スーパーの駐車場に車を止め、裏手から通りへ出る。通りは少し車が多い。しばらく車が行き過ぎるのを待って、いいタイミングで、ひょいと向こう側へ渡る。右手には小川が流れている。土手には隣家がめいめい植えた花が並ぶ。この日はばあさんが土手で草をむしっていた。昔は銭湯だった家の煙突が左折の目印だ。川の向こう側にある元銭湯の家の前には、錆びた小さな橋がかかっている。左折すると、写真の景色。ひとが暮らしていて、でも静かな通り。歩くひとのサンダルがアスファルトに擦れる音が聴こえる。




夜は、松本市街のだいぶ北に引っ越した、アンテナサイトのお客の家へ。引っ越してようやく落ち着きはじめたこの日、鍋会にぼくらを招いてくれた。鍋にはさまざまなスパイスが。牡蠣や帆立も。「秋を迎える前に、からだを温めておこうと思って」とご主人。そんな台詞、ぼくには到底思いつかないなと感心しながら、それを伝えるよりも先に、鍋を突くことに没頭していた。


来週は海を見に行く。本当は11月に検討している催しの下見があるのだけれど、「そちらはついで」と意識しておくほうが豊かだと思う。だから、来週は海を見に行って、ついでに催しの下見もしようかと思っている。



コメント
コメントする