石巻の犬





石巻駅からすぐの羽黒山へは、急峻で団数の多い階段を登ってたどり着く。

頂上の公園には、桜の木。ちょうど花をつけて、眼下に広がる石巻の町並みが美しかった。

公園のベンチで、パンとおにぎりを朝食にいただいていると、白い犬のお出まし。

あたたかな陽気に誘われて、公園をひとり散歩。あっちとこっちで用も足した。



被災地だと思えば、そこは「被災地」になる。

石巻だと思えば、そこは「石巻」だ。

どんなときでも、どんな場所でも、犬は「犬」だと思う。

少なくとも、白い犬は「いつもの公園」に訪れた「春」に小便をひっかけていた。



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