立教大学現代心理学部主催 映画上映会・公開講演会
『原爆から原発へ』





立教大学といえば、蔦の絡まる赤レンガ校舎のある池袋キャンパスがメジャーですが、実は、埼玉にも新座キャンパスがあるのです。当初コミュニティ福祉学部だけだったこのキャンパスも、観光学部と現代心理学部が加わり、いまではそれぞれ個性的な学部生たちが集まっています。とくに現代心理学部は、単なる心理学だけではなく、演劇や芸術関係の専門家も教授陣に名を連ね、施設も舞台やシアター用の教室があったりするのです。なんと贅沢な。

その新座キャンパスで、その現代心理学部が、7月23日・24日の2日連続の映画上映会&公開講演会を開催します。タイトルは「原爆から原発へ」。

23日の上映映画は『二重被爆 〜語り部 山口彊の証言〜』。1945年に広島と長崎の両地で被爆した人々の存在を明らかにするとともに、93歳で亡くなるまで反核を訴えつづけた二重被爆者・山口彊さんの軌跡とその遺言の意味を追うドキュメンタリー。上映会後のトークには、この映画の監督である稲塚秀孝氏が出演します。

24日は『祝(ほうり)の島』。舞台は、山口県上関町祝島。1982年に持ち上がった上関原子力発電所の建設計画に、以来異を唱えつづけている島民たちの日々の暮らしを追いながら、1000年先の未来に続いている現代、私たちが選ぶべき道を見出そうとするドキュメンタリー。トークには、本作が監督デビューでもある纐纈(はなぶさ)あや氏が出演。

内容も、会場の環境も、オススメしたい企画です。




社会学部や文学部ではなく、現代心理学部が開催するところが興味深くて、デザイン的にも遊びを入れながら、宣伝用フライヤーを制作しました。イメージイラストは、これまでに幾度となく観てきたキノコ雲と、3月11日以降うんざりするほど観ざるをえなかった原子炉圧力容器。水彩絵の具でペインティングしました。ロゴタイプは、こぶりなゴシックを黒塗りにしたり、バランスを崩したりして、制作。

1945年と2011年のこれらの事態を受けて、ぼくらは、これまでの穏やかな暮らしが幻であったこと、ひとりひとりが考えるべき課題について見て見ぬふりをすることでつづけてきたことの結末であったことを知りました。いままでの誤摩化しが露になったこの事態を、吹き飛ぶように散ったフォントパーツで表現しました。



立教大学現代心理学部主催 映画上映会&公開講演会
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