WWFジャパン 新聞広告「子どもは、いま、この世界で、育ちたい。」








シンプルでキュートなパンダのロゴマークで有名な、世界的自然保護団体「WWF」の日本支部「WWFジャパン」が、9月4日、福島県内シェア28%の地方紙・福島民友新聞の一面を使って、意見広告を掲載しました。

上10段は、WWFジャパン会長・徳川恒孝氏(徳川宗家第18代当主でもある!)と日本を代表する登山家・田部井淳子氏が被災地復興への思いと自然エネルギー100%へのシフトについて対談。対談の様子は、紙面のほか、WWFジャパンのウェブサイトでも読むことができます(こちら)。

そして、下の全5段に、WWFジャパンが募る「自然エネルギー100%に向けての政策展開を政府に請う署名」の広告。この全5段部分を、今回制作しました。子どもたちが生きるこれからが「豊かな生」になるために、どんなエネルギー政策が望ましいのか。子や孫の成長を思う母親・祖父母世代に向けて、柔らかいタッチで、かつ、メッセージがしっかりと喉を下りてゆくように確かな文脈で、伝えようとしました。

署名という運動の呼称は、慣れ親しんでいるごく一部の人たちにとっては身近であるいっぽうで、世の中の大半の人たちにとっては「怖い」「無意味」「効果がない」「面倒」「同じテーマでいくつも署名運動があって、わかりづらい、疲れる」など、ネガティブな印象・要素も強くあります。わずかな紙面でしたが、「署名ありきのメッセージ」ではなく、「メッセージありきの署名」であることを、最大限表現しようと試みました。この広告が世の中に存在する前と後で、少しでも、心動かされ、一歩歩みだそうとする人が増えてくれたら幸いです。

WWFジャパン「自然エネルギー100%署名」の詳細とオンライン署名はこちら



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