アートギャラリーで詩の授業



11日月曜日、矢野マリ絵画展「ささやきとつぶやき」で詩の授業を開催しました。開催場所は、東京都現代美術館のある清澄白河駅から徒歩1分、ギャラリーコピス。詩というアートのひとつをツールにする「詩の授業」ですが、同じくアートの「絵」とコラボレーションするのは、なんと初めてでした。参加者になにを持って帰ってもらおう。参加者のなにか糧となるものはどこにあるのだろう。お話をいただいてから数週間、絵本をめくったり、他のワークショップに参加してみたりしながら、考えました。

<お題>
・アクロスティックで自己紹介をしよう!
・「聴く」を楽しむ準備運動
・絵の声を聴いて、ストーリーを産み出そう!




参加者は8名。保育士見習い、大学職員、福祉職員、ボランティアを楽しむ主婦、雑誌編集者、画家、そして詩人。手順は、まとめてしまえば、こういうこと。どこか吸い寄せられる絵を1枚選ぶ。選んだ絵から、聴こえる限りの「ことば」を聴きだす。聴きだして拾えた「ことば」を頼りに、ストーリーを紡いでいく。今回は、いつものワークショップ以上に、参加者を信じなければなりませんでした。絵から「ことば」をどうやって引き出すのか。いろいろなしかけを考えたのだけれど、どうも、絵と参加者との関係を邪魔したくない。最後は参加者のもっている感性に、このワークショップを預けることにしたのです。

みな、立派にストーリーを聴き取ってくれたと思います。委ねてよかった。預けてよかった。投げやるんじゃなくて、必要最小限のお膳立てをして、あとは待つ。創作の現場は、いつも生なんだ、そのことを学びました。参加者の皆さん、どうもありがとう。

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