雨の日、静かなるパワー

パワー (西のはての年代記 3)

今日は雨。軽めの降雨なのかと思いきや、地面を叩きつける強い雨。雷まで鳴り始めた。犬小屋のさくらが縮こまる。雷が恐いからではない。思いがけず寒いから。人間ならばもう80、90の年齢。犬が人間の伴となってから長い年月が流れているけれど、彼女のなかの「自然」は、人間のそれより濃い。

広告仕事は大詰め。ひと段落して、本を読む。先月下旬から読みはじめたル=グウィン「西のはての年代記シリーズ」だ。現在、第3巻『パワー』を読んでいる。第1巻、第2巻より、ちょっと読み心地が定まらない。ゆっくり読もう。

ぼくのなかにも「自然」があるのは確かだと思う。ただ、その付き合いかたはゆっくりでいい。ときどきぼくのなかに土足で踏み込んできて、ぼくの「自然」を引っ張り出そうとするひともいて、とても不快に感じる。

でもその不快感は、未熟な少年の反抗期みたいなものなのかもしれない。わからない。だからこそ、ゆっくり付き合わせてほしいと思う。わがままか。

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