早川千晶・近藤ヒロミ・大西匡哉の
TALK&LIVE アフリカ いのちの輝き




9月5日、長野県松本市・浅間温泉エリアにある「神宮寺」にて開催されるイベント「アフリカ・いのちの輝き」。アフリカ・ケニア最大のスラム・キベラで学校を運営する早川千晶氏によるトークと、ケニア在住の日本人パーカッショニスト・大西匡哉氏と親指ピアノの第一人者である音楽家・近藤ヒロミ氏のアフリカンミュージックライブを、盛りだくさんで楽しめます。以前名刺デザインを請け負った友人・前田くん(そのときの仕事はこちら)から話を聞いて、フライヤーデザインに協力しました。

内容はもちろんですが、今回協力させていただいたもうひとつの理由は、ある妙縁から。実は4〜5年前、早川千晶氏と大西匡哉氏をゲストに招いたイベントを友人が企画、誘われて参加していたのです。制作にあたって大西さんとお会いし話しているうちに、そのことを思い出しました。4〜5年という時間を経て、東京と松本という場所を変えて、そして紹介をしてくれた人物すらも異なる、にもかかわらず再会した出演者とイベント。これまで数々の友人がアフリカにかかわっているのを知りながら(なぜか多い)絡む縁がなかったので、これは妙縁、制作に携わらせていただいた、というわけです。あのときぼくを「アフリカ」に誘ってくれた彼らも来てくれたら嬉しいなあと思いながら。


アフリカ・いのちの輝き
2011年9月5日(月)18:00開場 19:00開演
at.神宮寺 アバロホール(map
参加費1,500円・高校生以下無料・申込不要



みよう、かたろう、やってみよう!
もっと身近に、生物多様性。ヨコハマbデイ2011






9月3日、横浜で開催されるイベント「ヨコハマbデイ2011」のフライヤーを制作しました。イベントのテーマは「生物多様性」。生物多様性とは、ざっくり言うと、いろんな生きものがいろんな関係性をもって生きているさまのことを指して言います。日本人にとって取っつきにくいこの概念が、実はもうすでに自分の街や暮らしのなかにあることを認識・意識してもらうことを目的に、トークやフィルム上映、ワークショップなどが行なわれます。主催者曰く、「とくに、子どもに生物多様性の意味を伝えていこうとする大人、学校の先生には、ぜひ来てもらいたい内容になっている」とのこと。

主催団体は、設立まだ新しい「一般社団法人CEPAジャパン」。2010年10月に名古屋で開催された「COP10」(生物多様性条約第10回契約国会議)において採択された目標を達成するための活動「CEPA」を展開する団体として設立されました。CEPAとは「Communication(広報)」「Education(教育)」「Public Awareness(普及啓発)」の略。誕生まもないこの団体が、どのような働きをして、どんな成果をもたらすのか。制作の過程でその主旨や思いを主催者からヒアリングして、今後の動向を注視したいと思いました。

なお、イベント出演者は、9月5日から9日の5日間、FMヨコハマにも出演します。出演番組は、このイベントの総合司会MITSUMIさんがパーソナリティーを務める「E-ne!」です。当日参加が叶わない方はこちらでもぜひ。


みよう、かたろう、やってみよう!
もっと身近に、生物多様性。ヨコハマbデイ2011



知ろうとする素人大集合! 新しい社会のありかたを考える大勉強会
『しろうとゼミ!』





7月2日、横浜でこんなトークイベントが開催されました。その名は「しろうとゼミ!」。3月11日に起こった東日本大震災、そしてそれに伴う福島第一原発事故をきっかけにはじまった企画。政治や環境問題だけでなく、なにより自らの命の危機を肌で感じて、これまでの固定観念や“だれかがやってくれる”他力本願では通らない状況に置かれたいま、特定のイデオロギーを共有していることを条件にせず、ひとつずつの課題=イシューについて議論し合うことをさまざまなカテゴリーに属する人々がはじめていこうと始まりました。

これまでの生きかた・ありかたが根底から覆された今日、これからをどう生きるかについて、ぼくらはみんな素人である。そんな平地にみんなで立って語ろう。そんな趣旨を受けて「しろうとゼミ!」と名づけました。「私、よくわからないから」という人でも臆することなく参加でき、いっぽうで、ややもすると自分の知識や知名度にあぐらをかいてしまいがちな専門家・著名人たちに、「この議論の場では、何者にもならず、素の人として語ること」を心に留めてもらう。すぐに力みそうになる企画だから、ダジャレなキャラクターもセットにして、チャーミングに。

主催者も試行錯誤ではじまったこの企画、今後も続いていくようです。お楽しみに。



立教大学現代心理学部主催 映画上映会・公開講演会
『原爆から原発へ』





立教大学といえば、蔦の絡まる赤レンガ校舎のある池袋キャンパスがメジャーですが、実は、埼玉にも新座キャンパスがあるのです。当初コミュニティ福祉学部だけだったこのキャンパスも、観光学部と現代心理学部が加わり、いまではそれぞれ個性的な学部生たちが集まっています。とくに現代心理学部は、単なる心理学だけではなく、演劇や芸術関係の専門家も教授陣に名を連ね、施設も舞台やシアター用の教室があったりするのです。なんと贅沢な。

その新座キャンパスで、その現代心理学部が、7月23日・24日の2日連続の映画上映会&公開講演会を開催します。タイトルは「原爆から原発へ」。

23日の上映映画は『二重被爆 〜語り部 山口彊の証言〜』。1945年に広島と長崎の両地で被爆した人々の存在を明らかにするとともに、93歳で亡くなるまで反核を訴えつづけた二重被爆者・山口彊さんの軌跡とその遺言の意味を追うドキュメンタリー。上映会後のトークには、この映画の監督である稲塚秀孝氏が出演します。

24日は『祝(ほうり)の島』。舞台は、山口県上関町祝島。1982年に持ち上がった上関原子力発電所の建設計画に、以来異を唱えつづけている島民たちの日々の暮らしを追いながら、1000年先の未来に続いている現代、私たちが選ぶべき道を見出そうとするドキュメンタリー。トークには、本作が監督デビューでもある纐纈(はなぶさ)あや氏が出演。

内容も、会場の環境も、オススメしたい企画です。




社会学部や文学部ではなく、現代心理学部が開催するところが興味深くて、デザイン的にも遊びを入れながら、宣伝用フライヤーを制作しました。イメージイラストは、これまでに幾度となく観てきたキノコ雲と、3月11日以降うんざりするほど観ざるをえなかった原子炉圧力容器。水彩絵の具でペインティングしました。ロゴタイプは、こぶりなゴシックを黒塗りにしたり、バランスを崩したりして、制作。

1945年と2011年のこれらの事態を受けて、ぼくらは、これまでの穏やかな暮らしが幻であったこと、ひとりひとりが考えるべき課題について見て見ぬふりをすることでつづけてきたことの結末であったことを知りました。いままでの誤摩化しが露になったこの事態を、吹き飛ぶように散ったフォントパーツで表現しました。



立教大学現代心理学部主催 映画上映会&公開講演会
『原爆から原発へ』web



大藪順子講演会・写真展
STAND −性的暴力被害サバイバーたちの素顔−




在米フォトジャーナリストの大藪順子(おおやぶ・のぶこ)氏が2011年7月に来日、ぼくの母校・立教大学、そして関係校の立教女学院にて、講演会と写真展を開催します。

1995年にシカゴ・コロンビアカレッジを卒業した大藪順子氏は、その後、ウィスコンシン州、イリノイ州、ネブラスカ州の新聞社を経て、2002年フリーに転身。1999年に就寝中に受けたレイプ被害体験を基に、プロジェクト「STAND:性暴力サバイバーの素顔」を2001年からスタート、全米とカナダで70人近くの性暴力被害者を取材しました。以後、全米各地で写真展と講演会を行なっています。

制作したのは、ポスターとフライヤー両用のデザイン。制作にあたって、大藪さんのインタビュー記事をいくつか読みました。レイプ被害に遭ったのちの強い鬱状態、罪悪感・自己嫌悪との格闘、生きる意味を模索する日々などが綴られていました。さまざまな葛藤と生とともにしながら、彼女が導きだしたのは「STAND=立ち上がる選択」でした。今回、その背すじの通った太くしなやかな思いを、垂直に、細く、それでいて輪郭のはっきりと伸びるラインで表現しました。K100%の縦ラインまでのグラデーションは、立ち上がることを絵選択するに至るまでの時間や心の経緯を描いています。

考えてみれば当たり前のことですが、性的被害を受けるのは、なにも女性だけではありません。大藪順子氏のウェブサイトには性的被害を受けた人々の写真が掲載されていますが、男性の姿もありました。彼らの瞳のなかには、自ら立ち上がることによって「性暴力の被害者加害者をこれ以上増やさない」という意思を感じます。「人の意思に触れる」という点でも、写真展・講演会ともに有意義な機会になると思います。



大藪順子講演会・写真展

Lecture:
2011年7月6日(水)
10:55〜12:15 at.立教女学院聖マリア礼拝堂
礼拝と講演「立ち上がる選択 −どん底から見える神の計画と新しい自分−」
18:30〜20:30 at.立教大学池袋キャンパス14号館D501教室
公開講演「性暴力被害防止と被害者サポートのために −立ち上がる選択−」

Exhibition:
2011年7月6日(水)〜8日(金)9:30〜16:45[最終日13:00終了]
at.立教大学池袋キャンパス チャペル
写真展「STAND −性的暴力被害サバイバーたちの素顔−」

入場無料 / 申込不要
お問い合わせ:立教大学キリスト教教育研究所(mail



第6回 新池袋モンパルバス西口まちかど回遊美術館
トークショー「グローバル演劇都市池袋!」





2006年から始まった「新池袋モンパルバス西口まちかど回遊美術館」も6回目の開催を迎えます。昭和初頭から戦後にかけて、多くの芸術家が移り住み、集い、創作活動に励み、友情を育んでいた、池袋。このコミュニティは池袋芸術派、池袋モンパルナスと呼ばれていたそうです。街が芸術文化を育て、それによって街も育つ。カフェやアートイベントも増え、多様な街へと年々成長している池袋をより面白くしていくこの企画。今年も企画内のトークショーのフライヤーを制作しました。

今回のトークテーマは、タイトルにもある「グローバル演劇都市」。小劇場、大衆劇やアバンギャルドまで、多様な演劇文化と、それらがもたらす豊かさを包容していこうとする池袋について語られます。演劇のバリエーションの豊かさ、芸術の多様性を楽しくウキウキするように表現したかったので、たくさんの劇場をクレヨンで描画。妙チキリンなかたちをした劇場もあります。空想の自由。

会場は母校でもある立教大学。ぜひ足を運んでみてください。



第6回 新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館



Yes, I did.





ブックパッカーのアンテナサイトで『幸せの経済学』を上映しました。



5月22日、ブックパッカーのアンテナサイトで映画『幸せの経済学』の上映会を開催しました。主催は、前田一樹くん。ソラトキというプロジェクトを通して、松本というローカルでの持続可能な暮らしのありかたを考え、働きかけています。2月19日に東京・白金にある明治学院大学で開催された同映画の試写会に参加した前田くん。同映画が計画した「5月22日の全国100カ所同時上映」に賛同、松本での上映を検討していたので、彼の活動と、その先にどんな展開が広がるのか、楽しみにしているぼくも、会場提供と告知について、協力させてもらいました。開催1週間前にして、定員30名に到達。その後も届く参加希望に、会場のキャパシティを考えて35名まで先着順で受けつけました。写真は当日、上映前に挨拶をする前田くん。

上映後に、来場してくださった幾人かと話すことができました。映画のメッセージに深く共感しているひと、はっきりと力強く語られるメッセージに感じたことを言葉を選びながら慎重に話すひと、考えかたはいいけれど具体的に自分は何をすべきなのかと戸惑うひとなど、その反応はさまざま。ぼく自身、この映画を観るのは2度目でしたが、自分の考えや価値観、いまそのときの感情を「まず表現する」文化を構築できていない日本人にとっては、その大半がおそらく「強烈」に感じるのでは、と思っていました。その点について、前田くんも気にしていましたが、どちらにしろ、観なければ始まらない話です。そういう意味では、映画を観たひとたちが自らの感情をそれぞれどのように解釈したらよいのかを探している、その表情が伺えたことがひとつのゴールだったように思えます。

ぼくは、この映画が唯一絶対の答えであると語っているのではないと思っています。おそらくそれは、監督をしたヘレナ=ノーバーグ・ホッジ氏も、あとにリンクする映像で語っている、映画にも登場している文化人類学者の辻信一氏も同じ思いではないかと推測しています。自分の見解をしっかりと伝えた上で、あなたはどう考えますか。この映画はそういうコミュニケーションが起こることを想定しているのだと思います。

この映画が信じて伝える「グローバル化の弊害」と「代替案としてのローカライゼーション」、そしてそれを「自らの暮らしのなかで具体的にどう考え、何をするか」を考える。そういう議題があがった現代というテーブルに、まず一緒に座るということ。この映画の意図・役割は、おそらく、そんなところにあるのだと思います。そして、映画を鑑賞したぼくらには、そのイスが用意されている。何を語り、これからの自分の暮らしをどう描くのか。議論を重ねる、黙して考えつづける、あるいは退席するという選択肢すら、そのテーブルには備えられています。さてどうするか。ぼくらに委ねられています。




おきな堂 工芸の五月参加企画展 DM



  


長野県松本市は、毎年5月になると、街をあげての工芸月間「工芸の五月」を迎えます。毎週どこかのカフェやギャラリーでクラフト系の個展やイベントが、そして最終の週末にはあがたの森公園で「クラフトフェア」が開催されています。

今春にウェブサイトを制作した洋食屋「おきな堂」も、昨年に続き、「工芸の五月」に参加。木工・陶器・金属4人の作家の企画展「EATS and CRAFTS」を開催します。今回そのDMを制作。「写真を掲載するだけのDMではちょっと面白くない」けれど「面白くするならさりげなく」という要望のもとつくりました。

展示は、明日5月21日土曜日からスタート。来週29日日曜日まで開催しています。また、出展作家たちの食器とおきな堂が厳選する食材を用いた特別メニューを予約制でいただける「specially: 4人の作家の食器でいただく特別メニュー」も受け付け中です。こちらは5月21日〜27日金曜日まで。ぜひ。




八王子古本まつり第4回 ご来場ありがとうございました。































5月1日から5日間、東京・八王子で「八王子古本まつり第4回」が開催されました。2009年秋から毎年春と秋に開催しつづけているこの企画。今年は3月11日の東日本大震災、そしてそれに伴う福島第一原発事故の影響から開催が危ぶまれていましたが、予定していた会期どおりに開催することができました。当日の悪天候で客足が疎らな日時もありましたが、例年の開催と比べてもそれほそ見劣りしない賑わいでした。ご来場くださった皆さん、どうもありがとうございました。

次回は、今年秋、10月頃の開催を予定しています。地元の人たちや商店、アーティストの方々との関係もより密になってきた3年目の八王子古本まつり。秋開催の第5回がさらに面白いイベントになるよう、ディレクションしたいと思っています。どうぞお楽しみに。





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